木の家のこと、松島のくらしのことをお届け いえのわスタッフのブログ
髙橋 芳人
2007年2月2日(金曜日)
桧の土台

何これ???
っと思いましたか・・・。
木材はタカハシ建築工房の家を支える構造でもあり、使用量最も多い材料。
あまりに沢山使用していて何からお話して良いのか迷ってしまいますが、今回は土台
からお話しましょう。
そう、土台の写真でした。![]()
土台って何?
土台とは建物と基礎をつなぐ重要な部分。
住まいの柱がどんなに太くてもただ基礎の上に立てただけだと、
台風が来たり地震が来た時にスポーーンっと抜けてしまいます。
竜巻で車庫ごとひっくり返っているよう
な状態になってしまいますね。
これでは大変ですよね。
土台に柱をしっかり固定し、土台を基礎にしっかり固定する事ではじめて地震や台風
に強い住まいができるのです。
その他にも柱にかかる重さを分散して基礎に伝えたりする効果もあるんです。
しかも重要なものなのに、土台は建物の一番下にあって、交換しようとしても、
そう簡単に交換できません。
柱や梁の交換よりも難しいんです。

だから、
タカハシ建築工房では、長持ちして、できるだけメンテナンスの必要ない木材、腐り
にくい木材を選ぶべきだと考えて、贅沢にも「ヒノキ」を選んでいます。
昔から神社やお寺に使われた高級な木材で、法隆寺に使用されていたように耐久性も
最も高い木材。
国産でこれより長持ちする木材は思い当たりません。
とても粘り、弾力性のある魅力的な木です。
鉛筆くらいの太さの木を折ろうとしても、曲がるだけで
なかなか折れないんですよ!
更に、防腐処理を施します。もちろん劇薬の防腐処理は行いません。東北カーボンさ
んの、人に優しい天然ひば油配合の活性化木炭塗料を使用します。
防腐、防蟻は2重の対策です。

この部分の予算をケチると?土台の寿命が短くなり、ローンが払い終わらないうちに
また土台の修理代金がかかるって事になっちゃいますよね?。
だから譲れない事なんです。
土台にヒノキと活性化木炭塗料の防腐防蟻処理でした。
ちなみに、丈夫さでいうのなら、栗もオススメですよ。
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