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木の家のこと、松島のくらしのことをお届け いえのわスタッフのブログ

髙橋 芳人

2006年9月15日(金曜日)

上棟式のその後は?

8月に行った上棟式の現場は、おかげさまで順調に工事が進んでいます。家
外断熱(外断熱材貼り状況)
工事の進み方は大雑把に言うと 上棟→屋根→筋交い間柱入→サッシ入れ→断
熱貼り→外壁貼り→内装と進んでいきますが。
屋根工事 
この写真は屋根工事の状況。
当社が、健康住宅としてこの時点で気を使っているポイントがあります・・・。
ジツは・・・・上棟の時、タカハシ建築工房では屋根の木材に合板を使用していません。
何のこと???と思ってますね。わからん
多くの住宅会社さんは効率の良い91センチ×182センチの合板(ベニヤ)を使って簡単で早く終
わらせられる材料を使うんです。
でも、タカハシ建築工房ではできるだけ多く天然素材を使用したいと考えて、わざわ
ざ手間のかかる野地板(のじいた)を使っています。
木の乾燥
こんな感じで、当社の工場で乾燥させたものを・・・。
野地板貼
こんな感じで貼り付けます。
これは厚さ12ミリ×巾はまちまちです×182センチの板を
一枚一枚貼って行くもので材料は杉を使用。
何もそんなに時間かけなくても・・・・と思うでしょうが、もう一つ大きなメリット
が隠されています。
この材料は丸太から柱を切り出すと余ってしまう部分から作られているんですよ!捨
てるのはもったいないですよね。
だから寸法も不ぞろいなんです。
一本の木を無駄なく使い切る大切さを、子供の頃遊んだ作業場で体で覚えたタカハシ
としては、大好きな木を無駄にするのはどうしても心にひっかかります。だから、手
間がかかっても、時間がかかっても、木に感謝して使い切ろうと考えています。(なんちゃって!)
命を受けて山で育った木を無駄なく使った家、こういう自然との関係もどこかで感じ
ながら健康に生活して欲しいな。
と願うタカハシでした。
それから、合板の屋根下地材は湿気が強いと、合板自体が蒸けてしまう・・・と、
うちの社長が言っていました。
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