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木の家のこと、松島のくらしのことをお届け いえのわスタッフのブログ

髙橋 芳人

2008年1月15日(火曜日)

ローコストな自然素材の木の家づくりと挫折

こんばんわ、
仙台市の隣の隣の松島のタカハシ建築工房 高橋芳人です。
前回は自然素材のローコスト住宅に取り組んで迷った所まで書いて、
もったいぶってしまいましたね、ゴメンナサイ。
お客さまが良い家を安く手に入れられるのは良い事ですし、否定しません。
実は私も一時期ローコスト化を考えた事があったのです。
しかし、その結果一番大切にしたいと考えている事を
曲げるべきか、貫くべきか大きく迷いました。そして決めたのです。
確かお話しはここまででしたね? 
そう、とても悔しい気もするのですが
わたしくしは安さだけを追求する家づくりに挫折してしまいました。わからん
仙台松島手作り木のキッチン
タカハシ建築工房の家 一番の目標は、
『自分が住みたい家、そして家族を住ませたい家』です
私は、この自分と自分の家族への約束を、破る事ができませんでした。(ちょっとかっこいい)
価格を優先させるばかりに見失ってはいけないものもあると思います。
ローコスト化を目的とすると、既製品に頼る事になっったり、
なによりお客様の体調にあわせた材料を自由に選ぶ事ができない可能性が出てきました。
これでは『自分が住みたい家、そして家族を住ませたい家』とは少し違うものになってしまい
そうだったのです。
規格プランにお客さんが合わせて住むようなこともいやでした。
また、仕入れや発注単価にしても限界はありますし、協力業者をたたけば
それなりの仕事にしかならないのではという不安もありました。
協力業者も我々と同じ商売です。ある程度の利益がなければよい仕事にはつながりませんし、
何よりお客様へ心のこもった家造りなんてありえないのではと思ったのです。
ですから、タカハシ建築工房では安全やお客様の夢まで削ってしまうようなギリギリまで価格を下げた家づくりではなく、
安心して住める家、夢のある家づくりを優先させる事にしたのです。
と、言っても何が何でも材料はこれでなければダメ!って事ではありませんよ。
(ちょっと優柔不断ですけどね ほえー
希望や予算によってお客様に一番適した材料を使います。
オール電化の家もあれば、ガスコンロの家もあります。
理想は色々ありますけど、住む人が一番使いやすいのが大切だと思います。
おっと。ついついまじめに熱く語ってしまいましたが、スマイル
タカハシ建築工房の自然素材の木の家造りは、ローコストでは無いけれど、
高価な家でも無い・・・嘘をつかない価格で、安心できる家を作りたいだけです。
っと言うことでした。ねずみ
自然素材仙台松島タカハシ建築工房
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