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木の家のこと、松島のくらしのことをお届け いえのわスタッフのブログ

髙橋 芳人

2007年1月19日(金曜日)

タカハシ建築工房の基礎

普段はじーっと目立たないように家を支えてくれる基礎くんのご紹介!
基礎くんは本当に縁の下に居ながら力持ちです。
でも、作り方が間違っていると縁の下で力が出せなくなってしまいます。
それに、ドアや棚と違って簡単に修理する事もできません。
上に乗っている重たい家を動かさなきゃ根本的に直す事はできないですからね。
タカハシ建築工房の考える基礎
土間コン打設
基礎配筋JIO検査
鉄筋がいっぱい入っていますね。
JIO(日本住宅保証検査機構)の仕様書に従い、+αで安心できる基礎を心
がけています。
基礎には布基礎というものとベタ基礎というものがありますが、うちでは
床下の湿気も防いでくれる丈夫なベタ基礎を採用しています。
基礎完成
鉄筋は13ミリを20センチおきに配置し、平らな部分のコンクリートの厚さは15
センチ、壁のように立ち上がっている部分のコンクリートの厚さは15センチにして
います。
基礎配筋
コストの面だけで考えると地盤によっては布基礎で十分と言う考えもありますが、
念には念を入れているんです!
自分の家族も安心して住めるようにと考えると、少しでも安全に余裕を見ておいて損や間違いは無いと信じていますから。
もちろん、お客様にも自信をもってお勧めできます。
仕事柄耐震診断で様々な基礎を見る事があり、鉄筋の無い基礎を見る事もあります。
昔は鉄筋の無い基礎があたりまえでした。
以前、改修工事をした時の無筋の基礎です↓
改修工事をした時の無筋基礎
当時はそれで十分と考えられていたのでしょう。
しかし!その後の地震の経験から今では鉄筋をたくさん入れるのは常識となっていま
すよね?
そう、基準だからこれで十分と言う事はないのです。
健康的な素材、構造の丈夫さ、共に安全に余裕をもつ事は長い目で見て決して無駄で
はないと、考えています。
今回は完成してからは誰も見てくれない基礎くんのご紹介でした。
頑張ってよ!基礎くん!
それではまた!スマイル
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